堤さんの「Metal入門」の書評
堤さんのMetal入門をひと通り読みましたので、さらっと感想を書きます!
ひと通り読んだと言っても、全部を理解して全てを書いて再現したというわけではありません。読んだ目的は、実際にMetalが必要になった時に頑張れるようにするためです。つまり全体像を掴みたいという感じ。
最終的に自分は、ARKit、SceneKitでMetalを使いたいので、それを重視した読み方になりました。
読む順番
この本は読む順番が大事だと思います。
前から順番に全部読もうとするべきではないです。そうやろうとして僕は4章と5章で挫折しそうになりました笑
なので、ARKitやSceneKitに興味がある僕は、
1章 Metal の概要
2章 Metal の基礎
13 章 SceneKit × Metal
14章 ARKit × Metal
という感じで、導入と、実際に興味がある部分を読んだ上で、
6章 Metal のハードウェア要件
7章 GPGPU プログラミング入門
8章 MSL 入門
9章 Metal Performance Shaders
10章 Metal の最適化
11 章 Metal のデバッグ
って感じでその他の豆知識を読んでいきました。
そして最後に
3章 入門その1 - 画像を描画する
4章 入門その2 - シェーダを利用する
5章 入門その3 - シェーダでテクスチャを描画する
を読みました。 この辺は実装の話なので、実際に使う場面にならないと本気出せないと思います。 なので今回は流しました!
所感
1章2章を読むだけでもかなり価値があると思います。 GPUとCPUが、iPhoneの中でどうなっているのかという全体感を掴めただけでも大きな収穫になりました!
その他の実装は、必要になったときに参考にしたら良いのかなと思います。
まとめ
Graffityの仕事でもお世話になっている堤さんの書いたMetal入門の書評を書いてみました。
なぜ書いたかっていうと、買ったけど読まない人や、気になるけど買ってない人のためになるかなと思ったからです。参考になれば!と思います。
では。